ライフセーバー
毎年、プールや海で行方が分からなくなったり、命を落としてしまう人が後を絶ちません。こうしたことをなくすため、監視や指導、救助などの活動をライフセービングと言います。また、この活動にボランティアとして関わっている人のことをライフセーバーと呼びます。
毎年、プールや海で行方が分からなくなったり、命を落としてしまう人が後を絶ちません。こうしたことをなくすため、監視や指導、救助などの活動をライフセービングと言います。また、この活動にボランティアとして関わっている人のことをライフセーバーと呼びます。
ライフセービングは誰でも参加できる活動です。泳ぐことができなくても、人命救助にあたる活動は誰でもできるのです。水辺の安全を守るには資格はいりません。
救助員や監視員とライフセーバーが同じ物だと思われがちですが、救助も監視も、ライフセーバーにとっては活動の中の一つであり、もっと数多くのことをライフセーバーはこなしています。監視員はアルバイトで座っているだけの高校生の場合もありますが、ライフセーバーはボランティアにも関わらず、安全管理や救助の知識、技術、体力、泳力が、ライフセービングの資格によって保障されている人も多くいます。決定的な違いは、ライフセーバーは夏だけではなく、年間を通して救助のための技術を工場し続けているという点になります。
日本ライフセービング協会は、内閣府特定非営利活動法人です。ライフセービングの資格を発行している機関で、ライフセービングに関する、全国的な組織になります。ライフセーバーや指導者を養成するとともに、資格の認定活動や、社会貢献、環境保全などと行うと共に、水辺の監視や救助活動、海などでの安全についての教育活動、ライフセーバーの技術の向上や地域の振興のために活動しています。
日本ライフセービング協会では、資格を取得するための様々な講習会が催されています。人々の命を守るために、資格取得への第一歩を踏み出してみましょう。
心肺蘇生法を習得できる講習です。心肺蘇生法の普及を目指し、これに対処できるような知識を身につけます。
講習時間 |
7時間(1日) |
条件 |
中学生を除く15歳以上 |
内容 |
心肺蘇生法(CPR)の基本的な方法と重要性に関する知識 |
受講料 |
登録料込み9840円 |
資格 |
心肺蘇生法(CPR) |
期限 |
2年 |
浮力のある海とは違い、プールや湖などで行う救助には、海とは違った知識や技術が必要になります。こうした幅広い専門的な技術を身につけることができます。
講習時間 |
35時間(5日間) |
条件 |
中学生を除く15歳以上 |
内容 |
水辺の知識、救助法、応急手当、蘇生法、サバイバルスイム、ライフセービング概論 |
受講料 |
登録料、会員料金込み23000円 |
資格 |
ウォーター・ライフセーバー |
期限 |
3年 |
ライフセーバーとして活動するための、海辺での救助活動の基礎的な技術を学びます。
講習時間 |
35時間(5日間) |
条件 |
高校生を除く18歳以上
|
内容 |
海に関する知識、海辺での救助法、応急手当、 |
受講料 |
登録料、会員料金込み23000円 |
資格 |
ベーシック・サーフ・ライフセーバー |
期限 |
3年 |
ベーシックよりも、さらに上の技術を習得します。実力の向上と共に、救助の専門家を目指します。
講習時間 |
28時間(4日間) |
条件 |
19歳以上 |
内容 |
マリンスポーツの知識、救助器材の使い方と管理、救助技術、事故想定トレーニング、蘇生法、ビーチマネジメント |
受講料 |
登録料、会員料金込み23000円 |
資格 |
アドバンス・サーフ・ライフセーバー |
期限 |
3年 |
IRBとは、船外機付救助用ゴムボートのことを言います。操縦するには特別な技術が必要です。IRBをメンテナンスできる技術を学びます。
講習時間 |
14時間(2日) |
条件 |
高校生を除く18歳以上 |
内容 |
IRBの船体と船外機の組み立て、収納、メンテナンス、クルーワークトレーニング、事故想定トレーニング |
受講料 |
登録料、会員料金込み18000円 |
資格 |
IRBクルー |
期限 |
3年 |
IRBの操縦の基礎を学び、経験を積みます。専門的な技術と経験が必要になります。
講習時間 |
14時間(2日) |
条件 |
19歳以上 |
内容 |
IRB操縦法、IRB救助法、緊急時の対応、シグナル |
受講料 |
登録料、会員料金込み23000円 |
資格 |
IRBドライバー |
期限 |
3年 |