サーフィン&ボディーボード
サーフィンとボディーボードにも、ライセンスがあります。オーストラリアサーフィン協会と、オーストラリアンスポーツ委員会によって生み出され、インターナショナル・サーフィン協会によって、世界中の様々な国が、このプログラムを運営しています。
サーフィンとボディーボードにも、ライセンスがあります。オーストラリアサーフィン協会と、オーストラリアンスポーツ委員会によって生み出され、インターナショナル・サーフィン協会によって、世界中の様々な国が、このプログラムを運営しています。
インターナショナル・サーフィン協会が行っている、サーフィン・ボディーボードのプログラムは、『レベル1サーフコーチ』という、未経験者から中級者までが対処になっているものと、『レベル2サーフコーチ』という、中級者から選手レベルを育てていくレベルの2段階があります。国際指導員認定プログラムで、新しい指導方法や安全への対策、サーフコーチとしての法的な管理責任や心肺蘇生法を、実際に行いながら学習していきます。レベル1サーフコーチ認定プログラムの参加資格は、18歳以上で健康な人。波のある状態で400m以上の泳力があること、波のフェイスを滑ることができる人、バドルアウト、ドルフィンスルー、ロールオーバーができることとされています。未成年の人は、保護者の許可と署名が必要になります。講習にかかる費用は、約27万円になります。
以下の表は、レベル1サーフコーチのプログラム内容になります。学科講習と海洋実習、検定試験の流れになります。
プログラム内容 |
サーフコーチとしての役割、責任、態度、適正などのルール |
サーフボードの構造や機能、デザインについて |
|
サーフコーチの方法、基礎コーチ方法、クラスとチームの構成ゴール設定 |
|
サーフコーチプランの作成法、模範プログラム、管理方法 |
|
基礎技術の指導・デモスントレーション |
|
動機づけ、熱望、不安、覚醒などの運動心理学 |
|
多く起きるケガ、救急法、蘇生法 |
|
基礎技術、学習の進歩、安全性、法的義務 |
|
生徒と習得経験の理解、技術向上方法 |
|
サーフィンコンテストについての運営、ルール修正 |
|
身体条件・体力をつけるためのプログラム |
|
ジャッジ、ルールについての講義・実習 |
|
心臓マッサージ、人命救助、人工呼吸 |
|
ボードを使った救助、遠泳、ランニング、レスキューについての一般知識 |
|
デモンストレーションと実技試験 |
|
筆記試験 |
|
参加同意書 |
参加する際には同意書に署名が必要になります。 |
本場オーストラリアで『レベル1サーフィン・BBインストラクター』の資格を取得することができます。もちろん国際的なライセンスですので、オーストラリアで取得して、日本でライセンスを生かすこともできます。オーストラリアでこのライセンスを取得するには、2日間の講習を受け、5時間以上のジャッジの実習、20時間以上のコーチの実習、サーフィンまたはボディーボードの実技試験を受け、さらには水泳テストを含むサーフレスキューの認定資格、上級蘇生法認定資格が必要です。これらの活動記録全てがそろうと、レベル1インストラクターのライセンスを取得することができます。必要最低限のものは自分で用意しなければいけませんので注意が必要です。ウェットスーツ、サーフボードかボディーボード、ラッシュベルト、水着、筆記用具などです。合格すると、受講料とは別に、登録費用も必要になります。取得できる資格は、『サーフィンオーストラリアレベル1インストラクター国際免許』『サーフライフセービングオーストラリア サーフレスキュー認定資格』です。資格の有効期限は2年です。忘れずに更新しなければ、講習を受けなおさなければいけなくなってしまいます。
国際的に正式に認められているライセンスなので、登録するとコーチとして活動することができるだけではなく、日本でその専門知識を生かし、サーフスクールを開校することもできますし、自分で開校しなくても、サーフスクールへの就職も有利になるでしょう。
サーフショップで専属のインストラクターになったり、アドバイザーとしての道も開けるでしょう。